栃木県立県北産業技術専門校  
 

機械加工科NC機械科電気設備科観光サービス科

 

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平成28年度現場見学

 平成28年7月25日、電気設備科の訓練生一同は、現場見学訓練のため沼原発電所、黒川発電所を見学しました。

<沼原発電所>
 沼原(ぬまっぱら)発電所は昭和48年に運転開始した純揚水式の水力発電所で、当時は世界一の有効落差の水力発電所でした。

 発電所見学の前に、近くにある展示館「森の発電おはなし館」に行くと、揚水発電劇場では鳥たちが楽しそうに揚水発電の概要を説明していました。
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 その後、地下深くにある発電所の見学に向かいました。下の写真は奥行き90mある発電室です。奥から1号機、2号機、3号機とそれぞれ225,000kWの発電機が3台あります。天井には190トンのクレーンがあります。
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 訓練生たちは巨大な設備に驚きながら真剣に見学をしていました。下の写真は、制御盤の説明を受けているところです。学校では、ちょうどリレーシーケンスを勉強したところでした。
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 <黒川発電所

 黒川発電所は、大正10年に完成したという古い発電所で、約5㎞の導水路の一部にある膳棚水路橋が土木学会選奨土木遺産に認定されています。
  
 膳棚水路橋は、大正期に作られたRCラーメン構造という希少性のある水路橋です。平成23年の東日本大震災で水漏れが発生し、修理と補強を行ったため、外見は新しいものでした。
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 黒川発電所は昭和62年に発電機も含めて新しく建て替えられました。平成10年の那須の水害で発電機が水没したときは、土砂をかき出すのが大変だったとのことです。

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 出力920kWとコンパクトな発電所であるため、全体構造(約30mの高さから水を流す⇒水車が回転する⇒発電機で発電する⇒変電設備で電圧を変換する⇒送電する)がよくわかりました。下の写真は、発電所近くの水圧鉄管です。
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<まとめ>
 今回の現場見学では、二つの水力発電所を見学しました。規模の違いや回転軸(縦軸と横軸)の違いがあるものの原理は同じということが実感でき、自然の力を利用する水力発電に関する理解が深まりました。
 見学に際し、お忙しい中ご案内していただいた沼原発電所及び東京電力の職員の方々、ありがとうございました。

 
 

平成27年度 現場見学

 平成27年7月17日、電気設備科の訓練生一同は、現場見学訓練のため塩原発電所、蛇尾川ダム、那須野変電所に出かけました。

<塩原発電所>
 塩原発電所は揚水式の水力発電所で、有効落差338mを利用し最大出力90万キロワットの発電を行うことができます。

 発電所は地下にあり、関係者しか入れないトンネルを約3km進んだ先にあります。
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 地下には、長さ163m・幅28mという広大な空間の中に発電設備がありました。下の写真の左下に映っているものは、発電機(約500トン)をクレーンで持ち上げる際の冶具として用いられるものです。
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 発電機は3台あり、それぞれ30万キロワットという大出力の発電ができます(下の写真は1号機の頂上部分)。訓練生は真剣な表情で説明に耳を傾けていました。
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 <蛇尾川ダム

 蛇尾川ダムは、塩原発電所の下部ダムです。塩原発電所へ行く地下トンネルを途中で分岐した先にあります
  
 見学時は、水をくみ上げる前の状態であり、ダムはほぼ満水でした。
  sabigawa

 あいにくの雨で視界が悪く、残念ながらほとんど見ることができませんでした。しかし、ダムの巨大さは実感できました。


 <那須野変電所>

 那須野変電所は一次変電所(66kV~154kV)で、主に猪苗代の水力発電所で発電された電気を各地に送っています。

 敷地内には断路器・遮断器などの巨大な設備が多数並んでいました。変圧器(下の写真右の四角い設備)により154kVから66kVに電圧を落として、栃木県内各地に送電しています。
  nasuno

 訓練生は、高い電圧に驚きながら見学していましたが、間もなく雨が強くなり、バスの中からの見学となりました。充分に見学ができず残念です。
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 今回の見学の際、お忙しい中ご案内をしていただいた東京電力の方々、ありがとうございました。残念ながら天候に恵まれず、じっくりと見ることができなかった施設もありましたが、良い経験ができました。また、質問にも丁寧に答えていただき、ありがとうございました。

 
 

平成26年度 現場見学

 平成26年7月18日、電気設備科の訓練生一同は、現場見学訓練のため沼原発電所と(一財)電力中央研究所に出かけました。

<電源開発株式会社 沼原発電所>
 沼原発電所は昭和48年に完成した揚水式の水力発電所で、500mを超える高落差のポンプ水車として世界で最初に開発されました。未来技術遺産にも登録されています。

 最初に、発電所近くにある「沼原発電所 森の発電おはなし館」を見学しました。ここでは発電所の概要がわかりやすく展示されています。フクロウが出迎えてくれました。
   沼原発電所1
 その後、発電所内部の見学をしました。秘密基地のようなトンネルを抜けると、地下とは思えないような広い空間に発電設備がありました。
   沼原発電所2
 水車や軸など、設備の一つ一つが巨大であり、普段の生活では見ることのできない設備であるため、訓練生たちは驚きの表情で見学をしていました。
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<(一財)電力中央研究所 塩原実験場>

 (一財)電力中央研究所塩原実験場は、最大で100万ボルトという高い電圧の送電線の設計に必要なデータを集めるために作られた施設です。世界最大規模の雷発生装置があります。

 雨の中、施設内を見学させてもらいました。天気が良ければ、迫力ある雷を発生させることが出来るようですが、安全のため体験できず、非常に残念でした。
   塩原実験場1
 敷地内には、雷発生装置の他に、コロナゲージ、直流送電線等、大規模な設備が立ち並んでいました。(下の写真は750万ボルトの雷を発生させる装置です。)
   塩原実験場2
 訓練生たちは、特に雷についてたくさん質問をし、熱心に説明を聞いていました。


 <まとめ>

 今回の見学で訓練生たちは非常に貴重な体験ができました。実際の設備を間近に見ることができ、普段の訓練では習得することが難しい技能に関する理解が深まりました。
 沼原発電所と電力中央研究所の方々、お忙しい中ご案内をしていただき、質問にも丁寧に答えていただき、ありがとうございました。

 「電源開発株式会社」についてはこちら

 「(一財)電力中央研究所」についてはこちら

 

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