県央校ブログ
栃木県溶接技術競技会表彰式
【金属加工科】
当校指導員と学生が表彰!
令和5年11月25日に開催された栃木県溶接技術競技会の表彰式が行われ、当校指導員と学生及び卒業生が表彰されました。
手溶接の部
優勝 菅又選手 優良賞 本間選手 井出選手
半自動溶接の部
3位 牛房選手 優良賞 大越選手
写真1.受賞者
令和5年度 修了式
本日、令和5年度修了式が行われました。
今年度は来賓、保護者の方々に参列いただき、多くの人に祝福されながら、修了生111名が希望を胸に母校を巣立っていきました。
技能習得に励んだ実習授業、球技大会や学校祭などの行事、仲間と築いた数々の思い出は一生の宝となるでしょう。
産業技術専門校で学んだ知識と技能を誇りに、それぞれの進路での活躍を期待しています。
修了おめでとうございます!
【金属加工科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業を実施しました。
令和6(2024)年1月25、26日、Candy Artのプロペインターである岩崎様を講師に迎えて、エアブラシによるカスタムペイントについての講話を実施しました。普段、塗装実習で使っているエアガンより小径で、細かい作業に適しているエアブラシに四苦八苦しながらも、オンリーワンな作品を仕上げることができました!!
慣れない手つきで頑張っています
これぞプロの技!!
これが15分で出来上がるなんて信じられない!!
はい、チーズ!!!
技能照査を実施しました
「技能照査(修了試験)」を以下の日程で実施しました。
・学科試験 1月24日(水)
・実技試験 1月25日(木)
それぞれの科で、修了試験を兼ねた「技能照査」を実施しました。
技能照査に合格すると、技能士補と呼ばれる称号が与えられます。
写真は上から「制御システム科」「自動車整備科」の様子です。
合格目指し本気で頑張りました。
写真1 制御盤のプログラミング作業
写真2カムシャフトの振れ測定作業
【機械技術科】とちぎ人材カレッジ特別授業
令和6年1月30日(火)、31日(水)、株式会社ミツトヨ様を講師にお迎えし、「三次元測定機」について、特別授業を行いました。
三次元測定機は定盤上にセットされた測定物に測定子を触れさせることで、大きさや角度等様々な測定をすることができます。プログラムによる自動測定も可能で、短時間で正確に測定できる測定機器として利用されています。
実習では、学生が機械工作実習で加工した課題を使い、機器を操作し測定する方法を学びました。
ジョイスティックを動かし測定箇所へ触れさせる操作を行い、学生も興味津々な様子でした。
普段使用している測定器とは異なる測定技術に触れることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
【建築設備科】とちぎ人材カレッジ特別授業実施
建築設備科では、とちぎ職業人材カレッジ特別授業として、東テク株式会社から篠崎様を招き、「PID制御」について学びました。
講習の様子
PID制御とは自動制御の一種で、身近なものによく利用されている制御方式です。建築設備の分野でも、エアコンの温度管理の制御など、様々なものに使用されています。
まずは自動制御について学びました
今回の講習では、実習で使用する温度センサーを使用してPID制御について学びました。
実習用器具を使用して説明していただきました
有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
【技能五輪全国大会】結果報告
第61回技能五輪全国大会の結果報告会がありました。
技能五輪全国大会とは、国内の青年技術者(23歳以下)が技能レベルの日本一を競い合う大会です。今年度は愛知県国際展示場で開催され、全41職種の競技に1010名が参加しました。
報告会の様子
本校からは「メカトロニクス職種」に制御システム科から牧野陸哉さんと卯月見拓さんが、「配管職種」に建築設備科から大塚麻斗さん、神山智羽さん、山崎海都さんが出場しました。
競技選手
競技の様子(メカトロニクス職種)
競技の様子( 配管職種)
大会に出場した選手の皆さんは、これまでの練習の成果を発揮し、全力を出し切りました。
惜しくも入賞は逃しましたが、企業や他校の全国レベルの選手と競い合う、貴重な経験となりました。
【木造建築科】上棟式を行いました。
実習で製作している木造模擬家屋が無事に上棟しました。約2か月半の期間をかけて、2年生が木材に墨を付け、加工し、力を合わせて建てました。思うように部材と部材が組み立てられないこともありましたが、一つ一つ着実に調整し、見事に棟が上がると大きな達成感と感動があります。式では、安全に棟を上げたことに感謝し、完成までの作業の安全を願いました。式の最後には餅と菓子をまいて、厄災を払いました。
【ITエンジニア科】とちぎ職業人材カレッジ
11月30日木曜日、本校情報ネットワーク科(現在のITエンジニア科)を卒業し、技能五輪国際大会「情報ネットワーク施工」において金メダルを獲得された、エクシオグループ㈱の海老原徹氏にお越しいただき、「とちぎ職業人材カレッジ」を開催しました。
技能五輪国際大会についてのお話をいただいた後、競技の一部であるLANケーブル作製のご指導及びデモンストレーションがありました。
LANケーブル作製では、早い学生でも3分以上かかったものを、海老原氏は30秒ほどで完成させており、興奮と驚きの声が挙がっていました。
世界チャンピオンのお話や実演に学生も興味津々。とても貴重な経験となりました。
技能五輪国際大会についてのお話を頂いている様子です。
ご指導いただき、LANケーブル作製に取り組んでいます。
世界チャンピオンのデモンストレーションに皆さん釘付けでした。
【電気工事科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業を実施しました。
【電気工事科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業を実施しました。
令和5(2023)年11月17日(金)、長谷川工業株式会社様を講師に迎えて、足場(ローリングタワー・脚立・作業台・はしご)についての講話を実施しました。前日に授業で特別教育(足場)を実施したところですが、特別教育では得られない知識を習得できました。講話では、足場の正しい使用について学びました。墜落・転落事故など災害に見舞われないことが一番ですが、もしものために備えることが大切だということを学びました。当たり前ですが、取扱説明書を読むことの大切さを改めて認識しました。
図1.足場の安全について
写真2.脚立の昇降部の適正角度
ITリテラシー講話
今年度も、近年のデジタル化に関する知識を身に付け、ITに関心を持ってもらう機会を設けるため、9月に基礎編、11月に実践編の「ITリテラシー講話」を実施しました。
基礎編では、ソフトウェア開発を専門とする外部講師の方から、スマートフォンをはじめとしたデジタル機器の通信方法やAI(人工知能)についてお話をいただき、普段よく使っている通信機器にも、意外と知らない事実が多く、大変勉強になりました。
実践編では、東京冷機工業㈱様から、業務のデジタル化についてとスマートグラスを用いた体験をさせていただきました。
設備の設計・施工・メンテナンスでも広くIT技術が用いられていることを知り、学生も興味を持って聴いていました。
基礎編(左)と実践編(右)の講話の様子です。
以下、スマートグラス体験の様子です。スマートグラスにより、現場の作業者が会社など別な場所にいる上司と視点を共有でき、即座にアドバイスを受けることができます。経験のない、エアコンの管理作業でしたが、スマートグラスを通して教えていただくことで、スムーズに作業を行うことができました。
エアコンのフィルタ確認をしています。ヘルメットにカメラなどがついており、別の場所にいる上司と視点を共有しています。
室外機の風量測定です。スマートグラスを通して、遠隔で送られてきたデータ等を見ることもできます。
【技能五輪全国大会】壮行会
いよいよ来週に迫って参りました、第61回技能五輪全国大会本番を前に、選手壮行会を行いました。
本年度は、メカトロニクス職種に制御システム科2年生の「牧野陸哉」選手と「卯月見拓」選手の2名が、配管職種に建築設備科2年生の「大塚麻斗」選手「神山智羽」選手「山崎海都」選手の3名がそれぞれ出場します。
校長先生から激励の言葉を頂き、クラスメイトからの寄せ書きが各選手に進呈されました。
頑張ってきてください。
栃木県誕生150年記念 とちぎものづくりフェスティバル2023が開催されました!!
本日、令和5(2023)年10月28日(土)に8職種71名の選手が集まり、「栃木県誕生150年記念 とちぎものづくりフェスティバル2023」が開催されました。開会式は、今年から入場制限も無くなり盛大に実施できました。
各競技は、高等学校、職業能力開発施設、企業から選手が参加して、旋盤基礎クラス・旋盤一般クラス・建築製図・建築大工・電気工事・配管・フラワー装飾・溶接の部で行われました。本校からは、5職種に8名の選手が参加して、日頃の技能習得の成果を競い合いました。
令和5年度 産技大祭
10月28日(土)学校祭「産技大祭」が開催されました。
今回は4年ぶりの開催となり、ものづくり体験やミニ体験コーナー、学生による模擬店等それぞれが工夫を凝らした催し物が多く見られました。
午前中はあいにくの雨に見舞われ、屋外の模擬店やステージは濡れてしまいました。
その後、会場や販売場所の変更等もあり、屋内の催し物は活気を増しました。
↑ ものづくり体験コーナー(ロボット人形製作)の様子
↑ 学生が制作したオリジナルゲーム体験コーナーの様子
↑ とちまるくんと仮装をした学生達
↑ 学生によるカメ(?)とのトークショーの様子
↑ とちまるくん、未知との遭遇!?
午後は雨も上がり、屋外のアトラクションでもより一層盛り上がりを見せました。
↑ 職員によるジャグリングショーの様子
本校へお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました!
【電気工事科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業を実施しました。
令和5(2023)年10月19日(木)、藤井電工株式会社様を講師に迎えて、墜落制止用器具(フルハーネス)についての講話と「ぶら下がり体験」を実施しました。先日、授業で特別教育(フルハーネス)を実施したところですが、特別教育だけでは得られない知識習得と体験をさせていただきました。
講話では、フルハーネスの適切な装着方法と取り扱い方法について教わりました。ぶら下がり体験では、自分の体重を全てハーネスで支える体験とハーネスの圧迫による鬱血の改善方法を学びました。墜落・転落事故など災害に見舞われないことが一番ですが、もしものために備えることが大切だということを学びました。
前期終業式(令和5年)
9月29日に前期終業式を行いました。一年生は、入校してから半年間の成果が出ました。二年生は、ほとんどの学生が就職内定して社会人になる準備が整ってきました。
【若年者ものづくり競技大会】9月27日 知事表敬訪問
8月に静岡県で開催された第18回若年者ものづくり競技大会の入賞者による知事表敬訪問が行われました。
メカトロニクス職種で銀賞の卯月選手・牧野選手、ITネットワークシステム管理職種で銀賞の佐々木選手が
それぞれ知事に入賞の報告をしました。
知事から、労いの言葉と「世界で活躍できる人材になってください」と励ましの言葉をいただきました
また、メカトロニクス職種の卯月選手・牧野選手は、
11月の技能五輪全国大会への出場権も獲得することができました
【木造建築科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業を実施しました。
9月26日、27日の2日間にわたり、有限会社ラウレアホーム代表取締役岡野孝祐様を講師に招き、「高断熱高気密住宅の技術性能と施工方法」について、特別授業を行いました。
高断熱高気密住宅分野の最前線で活躍されている講師に理論的にわかりやすく話をしていただきました。学生たちは講師の住宅へのこだわりや仕事へ取り組む姿勢に惹きつけられ熱心に聴いていました。
実習では、実物大の模擬床面と壁面に断熱材を施工することで実践的な知識と技能を深めることができ、大変有意義な授業でした。
【建築設備科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業実施
建築設備科では、とちぎ職業人材カレッジ特別授業として、ダイキン工業株式会社から鈴木様、井川様を招き、「BIM」について学びました。
BIMとは何かを教わりました
BIM(Building Information Modeling)とは、CADをさらに進化させたものです。CADでも3次元の図面を表示させることができますが、大きな違いは、2次元の図面(設計図)が必要かどうかです。CADでも3次元の表示は可能ですが、元となる2次元の図面が必要です。
BIMは3次元の建材パーツや設備パーツなどを組み合わせることで建築(モデリング)していきます。パーツごとに大きさや重さ、使用材料などの要素が組み込まれており、直感的に操作することができます。
講習の様子
今回の講習では、建物にエアコンやトイレなどを置き、それらの配管をどのように通すのかを学びました。
3次元化することで、その分かりやすさは一目瞭然です。
3次元で表現することができました
有意義な時間を過ごすことができました。
【機械技術科】とちぎ職業人材カレッジ特別授業
9月21日(木)とちぎ職業人材カレッジ特別授業として、機械技術科に向けた講習会を実施いたしました。
今回は日立ジョンソンコントロール空調株式会社の伊藤 大晟 様をお招きし、実習ならびに講演会を実施いたしました。
伊藤様は第56回技能五輪全国大会・抜き型職種で金賞受賞し、その後技能五輪国際大会(ロシア)・プラスチック金型職種へ出場するなど国内外でご活躍された、まさにものづくりのスペシャリストです。
実習ではその高い技能を活かし、やすりによる手仕上げとフライス盤の指導を行っていただきました。
学生も普段以上に熱心に実習に取り組んでおり、技術力の高さに圧倒されていました。
後半は講演会を開催し、技能五輪大会についての苦労話や大会の様子、現在の仕事にどのように役に立っているかについてお話しいただきました。
機械技術科一同有意義な時間を過ごすことができました。